自分がこだわり強すぎ人間なので、よく〇〇増えろ流行れ的なものを見るたび?ってなります。
ただ読んでたROM専の頃なら理解できたけど、自分で書き始めて推しカプの解釈、こだわりが強くなるにつれ人のを読めなくなったからです。
自分の書いてるCPは、書き手は少ないながらも、本当に素敵な作品が多いです。そもそも技術が違う。過去に様々な作品を作り出してきた人、自分なんかより遥かな読書量や人生経験から得たであろう語彙、女性向けジャンルにおける「ウケ方」を理解した書き方。持ってるものが何もかも違う。
読みたいけどいろんな意味で影響を受けてしまうだろうし、確実に自分の下手さを自覚させられるのが怖い。同じカプでもそれぞれ、キャラクターの表現の仕方が表現が違うから、それぞれの個性が出ている。そこを楽しむのが醍醐味だと思うのに、素敵なそれも素直に楽しめない。自分は情けないくらい捻くれていて、もったいない。
書き手になっても交流して人の作品を読んで、いい意味で自分の糧に出来る人は強いと思う。
読めない理由は、解釈違いが怖い、もしくは自分には書けない、素晴らしい作品で打ちのめされるのも怖い。
自分はいい作品を読むと刺激されて、受けた悔しさを作品に昇華するタイプだと思ってる。
どうしても気になって読んでしまった時、あまりの素晴らしさに吐き気と動機に襲われながら読んでしまう。うわ文章すごい。なんでこんなに柔らかくて素敵な世界が書けるんだ。萌えたのが悔しくて認めたくない。けどすっごく萌える。この発想はなかった。うおー悔しい。って感じになる。
なんで推しカプの小説さえ素直に楽しめず、こんな気持ちで読んでるんだろうか。
でもいい作品を読んだ悔しさで書いた作品の方が、面白いのが書けた気がするのが、また悔しい。
別にこのカプで一番になりたいとか思ってるわけじゃないけど、自分の中で長い事愛でてきたつもりのものがそれで否定された気になるんだと思う。
人の解釈なんてそれぞれなのにね。
そもそも健全な作品を腐らせてる事自体、自分も酷いことをしてるんだよな。
むしろ私の作品こそ、お前の解釈ないわー、と思われてるはず。自分も相手にそう思ってる以上、
きっとマイナスの感情を持つ人はいる。腐向けだし。そこらへんは覚悟して載せないといけない。
いい言葉だけ貰いたいというのは甘えなんだよな。
いい感想も悪い感想も、何一つ来たことないけど……自分のために書いているはずなのに、褒められた感想欲しいってなって承認欲求ひどい。
けど書いてしまったのはマイナーだから、増やしたいからとかじゃなくて、自分の中ではこう思ってる、というぼんやりした理想の2人を書いている人がいなかったんです。どんなに文章がうまくて、勉強になるものはあっても好みとずれていたらしっくりこない。
100パーの理想を持った解釈の話は自分の中にしかないし、作れない。じゃあ書こう。ここまで思った2人は人生で初めてだった。
だから形にして、「私の好きなのはこんな2人」ってアピールをしてしまう。
けど、自分の文章は下手くそなので歯痒い。魅力をうまいこと表現できてないんだよな。
本気で大好きだから書いたって事だけは言えます。
そこまで好きだからこそ、変に拘ってしまうんだろうけどな。
うまくまとまらんなー。
こんな感じで、推しカプを自分のために苦しみながら小説にしています。
とにかく自分がめんどくさいなと思いました。