同人女のぼやき

腐女子やめられない

字書きとしての私は成長したのか、そしてエロの話


二次創作書き始めて3年半だけど当時と明らかに変わったのは

 

「物語を頭の中で組み立てて、文章にして書き出し完成までのスピードが1週間から3日ほどになった」くらいだ。

 

あとは酔った表現を使わない、第三者からみて今の状況がすっと入ってくるようなわかりやすい文章に工夫し、物足りなさすぎた心情描写を練ることで、基本的に1万字超えは書けるようになった(文字数多いのがいいわけではないけど、昔は説明不足故の少なさだった)

 

これは成長と言えるのかな……

もし3年挫けずに絵をやっていたら……と思わなくもないけど、字における成長ってなんだろう。

R18シーンは、好きな商業BL小説家の文体を真似つつキャラに沿わせてるけど、それも文をなぞってるので自分の力じゃない。

 

しかもキャラと合わなさすぎてそのシーンになった時凄まじくキャラ崩壊する(やってる時点でキャラ崩壊なのは知ってる)

 

私自身、元々男性向けジャンルのオタクなのがあって、最初のアカウントで初めて投稿したR18作品も、ラノベっぽいというか、ギャルゲーのR18シーンに影響受けてる風なテキストで書いた。

攻め視点で受けがいかに可愛いか、に重点を置いて書くのが私が一番萌える方法だった。

 

情熱と勢いで書いたけど、中身はまあ自分でも酷い出来だと思ったから、勉強のため恐々と自カプの作品覗いたら完全に「受けが攻めに抱かれる時の心情」を丁寧に書いたものだった。

 

ここにブクマ数の差があるのかと思った。受けの可愛さじゃなくかっこよく受けを抱く攻めが見たいのだろうか。でもそれじゃ男が女を抱くタイプの作品と変わらなくないか……?

でもBL漫画とか小説も大抵受けの目線だ、って今更なことに気づいたよ。

そこからpixivの二次創作におけるエロの方向性とか、萌える鉄板シチュとか暗黙の了解的な部分、BL小説のR18シーンちゃんと読んでみる、とか研究した。

 

そして、2度目のアカウントでは、完璧に新しい女性向けっぽい雰囲気を漂わせたR18作品を受け視点にして投稿し、その次に萌えゲーっぽいノリをオブラートに包みつつの、攻め視点のエロを投稿した。

 

 

比較した結果、ブクマは3倍ほど前者の方が多かったのでやっぱり受け視点が強いのかな。でも上手い人は視点関係なしにブクマ取るよな。

 

2人とも男らしくて格好いいから、ほのぼのかわいい作風が似合わないのはわかるけどこの系統が好きなんだ……あ、そうかだからブクマが少ないんだわ。答え出たわ。

結局は惹きつけるエロを書く情熱がないのかもしれない。受け視点で書くのは新鮮でまた楽しかった から、自分の萌えるかわいい話、また書きたいな。

ブクマ数ではなく、自分のために。